構成ファイル
構成ウィンドウで設定したものはすべて、1 つのファイル config.toml に保存されます。Input.Observer は、起動時と、変更を適用するたびにそれを読み込みます。構成ウィンドウが読み書きしてくれるので、このファイルに触れる必要はありません。このページは、ファイルの場所を知りたい場合、別の場所に置きたい場合、復元したい場合、手作業で編集したい場合のためのものです。
保存場所
Input.Observer は次の順序で config.toml を探します。
- プログラムの横、つまり
Input.Observer.exeがあるフォルダー。そこにconfig.tomlがあれば、Input.Observer はそれを使います。USB メモリから実行するコピーが設定を持ち運べるのはこのためです。 - それ以外の場合は ユーザー プロファイル の
%APPDATA%\Input.Observer\config.toml。
そのファイルに別のファイルへの参照だけが含まれている場合、Input.Observer はその別のファイルを使います (下記の「構成を別の場所に保存する」)。
フォルダーを開くには、トレイ メニューの 構成フォルダーを開く を選びます。詳細モードでは、全般 ページの 構成ファイル カードに、使用中のファイルと暗号化されているかどうかが表示され、場所を表示 でエクスプローラーにそのファイルが表示されます。
次のファイルは config.toml の横にあり、常にそれと一緒に移動します。
| ファイルまたはフォルダー | 内容 |
|---|---|
license.dat | ライセンスのメール アドレスとキー |
console.toml | コンソールのスクリプト エディターのテキストとウィンドウの位置 |
gesture_profile.dat | どのジェスチャのプロファイルがアクティブか |
storage.toml | スクリプトが実行の間に保存する値 |
styles.toml | Styles プラグインの設定 (ほかのプラグインも独自のファイルをここに保存することがあります) |
Backup\ | config.toml の自動バックアップ (下記の「バックアップ」) |
Recordings\ | 保存したマクロの記録 |
Entitlements\ | スタイルの購入ファイル (外観) |
バックアップ
Input.Observer は終了するたびに、config.toml をその横の Backup フォルダーにコピーします。ただし、構成が最新のバックアップから実際に変更されている場合だけです。コメント、空白、エントリの順序は変更と見なされません。最新の 10 個のバックアップが保持され、それより古いものは削除されます。
- バックアップの名前には UTC の日時が含まれます (例:
config.20260923T180512Z.toml)。そのため、名前で並べ替えると古さの順になります。それぞれの横には.sha256ファイルがあり、Input.Observer は何かが変更されたかどうかを判断するためにそれを使います。 - 保護された構成のバックアップは暗号化されたまま で、その時点で使われていたパスワードで暗号化されています。パスワードを設定すると、プレーン テキストのバックアップは削除されます (セキュリティ)。
- バックアップに戻すには、Input.Observer を閉じ (トレイ メニューの 終了)、バックアップを
config.tomlという名前で上書きコピーしてから、Input.Observer を再び起動します。
ファイルを読み込めないとき
config.toml が存在するのに読み取れない (有効でない、または参照先のファイルがない) 場合、Input.Observer は起動時に「Input.Observer は構成を読み込めません」と表示し、探した場所と、詳細 の下に問題の内容を示します。選択肢は 3 つあります。
| 選択肢 | 起こること |
|---|---|
| 構成ファイルを参照する | このコンピューター上の別の config.toml を選びます。Input.Observer はそのファイルをその場所で使い、それを記憶します。通常のファイルは、それを参照するものになります。通常のファイルに設定が含まれていた場合は、先に名前を変更して退避されます。選んだファイルも読み込めない場合は、ダイアログに理由が表示され、もう一度尋ねられます。 |
| 新しい既定の構成で開始する | 壊れたファイルは 削除されずに名前が変更され、代わりに最小限の新しい構成が書き込まれます。 |
| Input.Observer を閉じる | 何も変わりません。ファイルを自分で修正してから、Input.Observer を再び起動してください。 |
名前が変更されたファイルは、config.toml.broken-20260923-180512.bak のような名前で同じフォルダーに置かれます。ファイルの名前を変更できない場合 (たとえば別のプログラムがファイルを開いている場合) や、フォルダーに書き込めない場合は、何も上書きされず、ダイアログでそのことが示されて、もう一度尋ねられます。
保護された構成でパスワードを 3 回間違えた後にも、同じダイアログが表示されます。パスワードを忘れた場合を参照してください。
config.toml がまったくない場合は初回の実行と見なされ、Input.Observer はスターター セットを含む新しいファイルを作成し、ようこそ画面を開きます (初回の起動)。
構成を別の場所に保存する
実際の config.toml を別のフォルダー (たとえば同期フォルダー) に置き、通常の場所に参照を残しておくことができます。参照は、次の内容だけを含む config.toml です。
[config_location]
path = "D:\\Sync\\Input.Observer\\config.toml"
- 相対パスは、参照ファイルがあるフォルダーを基準に読み取られます。
- 構成と一緒に移動するもの (上の表のファイル) は、参照ファイルの横ではなく、参照先のファイルの横に置かれます。
- 復元ダイアログの 構成ファイルを参照する で、この参照が書き込まれます。
- 参照先が存在しない場合、Input.Observer は既定値で起動するのではなく、起動時に復元ダイアログを表示します。構成の再読み込み では、実行中の構成が保持され、参照先がないことが示されます。
- 参照が暗号化されることはなく、エクスポートやインポートもされません。
参照を変更した後は、Input.Observer を再起動するか、トレイ メニューの 構成の再読み込み を選んでください。
ファイルを手作業で編集する
config.toml はプレーン テキストの TOML ファイルで、任意のテキスト エディターで編集できます。先に次のことを確認してください。
- 保護された構成は手作業で編集できません。 暗号化されているためです。先にパスワードを削除してください (セキュリティ)。
- 編集内容を適用する には、トレイ メニューの 構成の再読み込み を選ぶか、Input.Observer を再起動します。構成ウィンドウが開いている場合は、次に保存するときにファイルが変更されたことに気付き、再読み込み (ウィンドウ内の未保存の変更を破棄)、ファイルを 上書き、編集を続ける のどれにするかを尋ねます。
- 構成の再読み込みでファイルを読み取れない場合は、そのことが知らされます。 以前の構成が有効なままで、構成を再読み込みできませんでした のメッセージに、誤りの行と列と、ファイル読み取り処理が報告する理由が英語で示されます (構成の再読み込み)。修正して再度読み込んでください。次回の起動時には、同じ誤りによって復元ダイアログが表示されます。
- Input.Observer は修復できるものを修復し、そのことを知らせます。 使えないエントリはスキップされ、範囲外の値はリセットされるか制限されます。各修復はコンソールの システム セクションに記録され、構成ウィンドウではエンジンからのお知らせとして表示されます。いくつかの重大な場合には、すぐにメッセージも表示されます。
- Input.Observer がファイルを書き直すことがあります。 想定している設定がない場合は、すべての設定を含めてファイル全体を書き戻し、そのとき追加したコメントは失われます。メモは別の場所に残してください。
- 8 MB を超えるファイル でも実行はされますが、構成ウィンドウでは開けません。Input.Observer は起動時に警告します。
- 大きな編集をする前にはコピーを作成してください。バックアップに含まれるのは、最後の終了時までに行われた変更だけです。